OS X El CapitanとiOS 9のパブリックベータ版リリース
7月10日から、OS X El CapitanとiOS 9のパブリックベータ版が、Apple Beta Software Program登録者向けにリリースされた。
同プログラムにApple IDを登録すれば、誰でもダウンロードすることが出来る。
さて、このプログラムはAppleのNDAに縛られる情報であり、以下のように禁止事項が規定されている。
https://beta.apple.com/sp/ja/betaprogram/faq?locale=ja
スクリーンショットを公開または投稿すること、パブリック・ベータ・ソフトウェアに関する情報を Twitter などのサービスで公開すること、Apple Beta Software Program の参加者以外の人にパブリック・ベータ・ソフトウェアの話をしたりその画面を見せたりすることなどは禁止
よくブログ等でこの辺を無視して情報を公開している人がいるが、完全に契約に違反しているということを当人も、それを読む人も認識する必要があると思う。*1
Windows 10 Insider Previewに比べるとこの辺の規定が厳しいので、具体的なところに踏み込んだことを発言できないのはちょっともどかしいのが本音ではあるのだけど。
Appleから公式な許可を得た上で構成されているという、週間アスキーのインプレ記事を引用することで、紹介に代えたい。
記事にも書いてあることだが、あくまでこれはベータ版なので、不具合もあるし製品版になる頃には何かが変わっているかもしれない。
今回、MacBook 白ポリカーボネート(Late2009)にインストール、今後MacBook Pro Retina(Mid2014)に入っているYosemiteとの比較検証を行っていきたいと思ってる。
今後の方向性を知るという意味では、El Capitanはなかなか面白いものではないかと感じているが、賛否両論あるかもしれないなあというのが正直な印象でもある。
ヨセミテ渓谷の中にあるエル・キャピタンという名前を採用したのは、うまいネーミングなのかもしれないなとは思うけど。
El Capitanが製品としてリリースされた後、今回感じたことをちゃんと製品版に落とし込んだ上で整理してまとめたいと思っている。
*1:許可のもとにやっているものはともかく、メディアがその辺を蔑ろにしてることがあるのは本当にどうかと思う。