日々徒然Highmount

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iPhone 5c再評価期間に突入

iPhone SEの販売が始まったが、それに先立つこと数日前から、一時運用を止めていたiPhone 5cの再評価を開始した。

iPhone 6購入後、一線運用からは外れ、主にiOSのパブリックベータ版の評価機としての運用が中心になっていた。
ところが、iOS 9.3のパブリックベータを適用していたところ、ある時期からアクティベーションがどうしても通らないという不具合に見舞われてしまい、どうにもならなかったので、SIMを抜いてしばらく運用を止めるに至っていた。
iOS 9.3が正式リリースされた後、アクティベーションが通らない不具合があると話題になったのを見て、まだ直ってなかったのかと驚いたのが本音。

今回の再評価の目的は、4インチモデルの利便性の再評価はもちろんとして、iPhone SEからすれば3世代前のプロセッサであるA6プロセッサが現状で不足を感じることはないか、そして、16GBモデルの活用法の検討を行いたいと考えている。

もともとiPhone 5cはAndroid端末をメインで使う以上、サブ端末にしかなり得ないと考えて、わざわざ高いのを買わずとも16GBで十分と思って買ってはみたものの、さすがに少なすぎた、せめて32GB版にしておけばよかったと思ったものである。

現在はiPhone 6 64GB版があるため、不要なデータを消して必要最小限に納めれば、意外に使えるのではないか、という検証も行っていく。*1
また、iPhone 5と同等のプロセッサであるA6プロセッサなので、iPhone SEのA9プロセッサは言うに及ばず、iPhone 6のA8プロセッサよりも更に前*2の処理能力が、iOS 9.3と現在のアプリを動かすのに不足を感じないか、という検証もついでに行うことを目的にしている。

で、まずは放置していたパブリックベータ版のアクティベーションをどうにかすることと、iOS9.3へのアップデートをしなくてはいけない。
アクティベーションが通らないのであれば、MacBook Proに保存しているバックアップから復元をかけるしかないかなと思っていたが、幸いアクティベーションがすんなり通ってしまったため、そのままストレージの整理を行って、iOS 9.3へのアップデートを行った。
この状態でしばらく使っていたところ、やはりOSが新しくなっているためか、動作にモッサリ感を度々覚える。やはりA6プロセッサではもう苦しい?
で、2日ほどは何事も無く使えていたのだが、4月1日の晩に使おうとしたところ、パスコードを入力しようとすると勝手に再起動がかかってしまう状態に陥ってしまった。

電源を落とし、再起動した状態で、ロック画面からカメラを立ち上げようと下から上にスワイプしつつ、その指を離さずに*3パスコードを入力するとロックを解除できるが、通常通りに左から右にスワイプして指を離すと再起動がかかってしまうことがわかった。
また、一度再起動時のパスコード入力を通った後に再度ロックがかかってしまうと、今度は「指を離さずにパスコード入力」の技が使えない。
回避するためにはパスコードロックを解除するしかないと思われるが、そんな状態で外に持ち出す気にはなれない。

これでは使い物にならないが、ググってみると同様の不具合がiOS 8.2~8.3の頃から頻発しているようで、まずは本体リセット、それでダメならジーニアスバーに駆け込むしかなさげ。
とりあえず、一度リセットするしかあるまい。

前述のロック解除手段でなんとか使える状態にして、その状態から設定のリセットを行って再起動。
すると、幸いパスコード画面で再起動することはなくなり、まともに使えるようになってくれた。
また、それまで感じていた動作のモッサリ感が消えて、購入した当初のサクサク感が蘇ったように思う。
しばらく使ってみると、あまり不満を覚えることはないので、ソフトバンクプリペイドiPhone 5の整備品が販売されたり、ワイモバイルでiPhone 5sの取り扱いが始まったのは、在庫処分には違いないのだろうけど、それほど悪い選択肢ではないのかもしれないと思わないではなく。
まあ、とはいってもSIMロック解除がかけられるわけではないから、先々のことを考えると、ファクトリーアンロックなどを試すよりは、素直にSIMロックフリー版の中古を買うか、iPhone 6s以降を買ったほうがいいようにも思うんだけど。

バッテリーの消費が早いように思うが、これはバッテリーがヘタってきているのか、それとも消費がやはり早いのかよくわからない。
リセットしてからはまだ確認が取れていないので、このあたりも今後再検証を要する。

個人的には、iPhone 6のサイズであればかろうじて不便を感じていないので、4インチ至上という思いはそれほどないのだが*4、このサイズにTouch IDとA9プロセッサが搭載され、RAM容量も倍増しているのは、たしかに魅力といえば魅力だと思う。
iPhone 5sのデザインを踏襲したのがあまり気に入っていないが、周辺機器業界にとってはこれは有り難かったろうなと思う。なんせ、商品としての寿命が尽きかけているiPhone 5s用アクセサリを、再びiPhone 5s/SE用として販売できるわけだし。
5sを握りにくいと感じている身としては、ケースでなんとか誤魔化すしかないわけで、その意味では豊富な選択肢がある5sのケースをほぼ転用できるというのは喜ぶべきなのかもしれないが。

思っていたよりは好感触なので、もうしばらく使ってみたいとは思っている。
4月はちょうどiPhone 5cの2年縛りの満了月なので、どのみち契約見直しをしなくてはいけないのだが。

*1:この時点で、16GB版はメイン端末にはなり得ないと言っているようなものだが。

*2:iPhone 5sは持っていないので、A7プロセッサ端末は使っていないことになる。

*3:指を離すと再起動する

*4:むしろiPhone 6に慣れるとやや窮屈な思いすらある。