日々徒然Highmount

Highmountが感じたこと、興味をもったこと、やってみたこと、ひたすら書き込んでみる。

イベントに参加して、ガッカリするやら呆れるやら。

この記事を書くかどうか結構悩んだ。
たぶん書かないほうがいいんだろうなと今でも思っているのだけど、やっぱり書かないといつまでもすっきりしないんだろうなと思い、それなりに覚悟を決めて書くことにする。

土曜日、とあるイベントに参加するためにやや遠方まで足を伸ばした。
何のイベントであるか、イベント名、主催者などはあえてここでは申し述べないこととする。
記事の内容を見て、何のイベントなのかわかる人はわかるだろうし、そもそも主催者を糾弾することを目的とするものでもないため、いらぬトラブルを避けたいためである。ご了承願いたい。
ちなみに、今回がこのイベントはもちろん、一連の関係するイベント群すべてにおいて初めての参加である。

開催地は昨年小旅行をした際の宿泊先の近所であったため*1それなりに道を覚えていたこともあり、迷うことなく辿り着くことができた。

受付の誘導をされた方の案内がよく聞き取れなかったので、とりあえず彼が指し示すほうで受付をしようとしたのだが、どうやら違うほうだったと次の方の案内をする彼の声を聞いて気が付く。

正直、この時点でなんだかなと思ったのだけど、初っ端から不満を持ってしまうほうがそれこそなんだかななので、とりあえず気にしないこととした。

会場に入ったが、特段なにか案内があるわけでもない。来慣れている人には不要なのだろうけど、初参加者には大変不親切であると感じた。
とりあえず、適当に空いている席に座ったのだが、どうやらこの席の横がスタッフの通路になっていたらしい。正直あまり落ち着かない席だった。*2
自分で選んだ席なので、誰に文句を言うものでもないのだけど。

本会が始まり、講演がスタートする。
企業担当者の講演もあるとのことで、自社製品の紹介はもちろん、その製品を使って何ができるのか、どんな価値を提供できるのか、という内容を期待したのだけど、結局商品紹介だけで終わってしまう講演もあり、ポカンとしてしまったのが正直な印象であった。
えーっと……企業説明会や商品説明会に来たつもりはなかったんだけどなあ。
また、講演者が明らかな内輪ネタを飛ばし、正直「知らんがな」と冷めていったし、問題ある内容と感じられる発言が繰り返された講演があったことも、個人的にはテンションが下がる要因の一つとなっていった。

中には聞きごたえのある、面白い講演があったわけで、無駄足にはならなかったと思っているのだけど。
が、期待していた講演が都合により全部中止・差し替えになってたのは不運としか言いようがない。

昼休みで食事に出ようと思ったが、配布されていた地図の方向がさっぱりわからない。
こりゃまいったなと正直困り果てる。地元の人間じゃないので土地勘はないのだ。
GoogleMapで調べりゃよかったんだけど、たかが飯でそこまで必死に探すまでもないよなと思ったりもしたので。

適当に食事を済ませ、会場に戻り、午後の部が始まったのだけど、発表に間に合わない人が複数名いた模様。いくらなんでもグダグダすぎないか。それともタイムスケジュールがタイトすぎるのか。

午後のほうが面白い講演が集中していたので、それなりに楽しめるところもあったのだけど、総じて感じたのは、期待したほど面白いイベントではないなということ。
講演内容との相性問題も大いにあるわけで、誰が悪いというつもりはないけども。

本会が終わって、懇親会の準備。
懇親会も参加させてもらうつもりだったので、当然朝の受け付けの際に代金は払い込んでいる。
待っていた時に事件発生。

私は会場であったホテルのロビーの隅で、所用で電話をしていたのだけど、なんかすごい音が。
見てみると狭いロビーでドローンが飛んでるし……あんたら何やってんの。
しかも操作を誤り、私のほうに飛んでくる。マジかよ。
結局私には当たらなかったものの、壁際のホテルの設備に当たって止まった。

あのさ。ガキじゃないんだから分別ってものを持とうよ。ただでさえ昨今ドローンは問題になってるし、それを講演でもネタにしてたよね。
そしてホテルの従業員も、もう少し強硬に注意しようよ。他のお客さん怪我させたらどうすんのさ。責任取れるのか?

ドローンを飛ばしたのが、この界隈なら誰でも名前を知ってるような人だったから、余計に唖然としたのだけど。
これ、私にぶつかってたらかなり洒落にならないことになったんじゃないの?正直そう考えてみたらゾッとするんだけど。

正直ここでイラッとしてるのは、かなり重要な電話をしていたからというのもある。
ドローンのモーター音でうるさい上に、トラブルで会話どころではなくなってしまったのだ。

これが決定打だったわけではないのだけど、かなり心証を害した出来事ではあった。
が、アクシデントと割り切って*3気にはしないようにしていた。
まあ、ムカついてるのを態度に出さなきゃ、懇親会で当事者とは話のネタになるんじゃねえのと思っていたし。この時点では。

会場設営が終わり、再び会場に入った時、またもや朝と同じ状況。
だからさ、何の案内もなしで放り込むのマジやめてよ。初めて来たんだから勝手がわかんねえんだよ。
しかも既に着席している人たちは顔見知り同士で固まってしまっていて、こちとら顔見知りもいないしぼっちでいるわけで、入っていこうにも入れる雰囲気じゃない。
てか、どこに座ったらいいんだよともう途方に暮れちゃう状態。

ここで正直、居場所がないなと感じたのと同時に、アホらしくなってしまった。
一度会場を出て、頃合いを見て開始前に会場に戻ろうかと思ったものの、一度糸が切れてしまっているので、もはや元に戻す気になれなかった。

もういいや、そう思って懇親会には参加せず、会場を立ち去ることとした。
これは私のコミュ障的な性分に大いに起因するところであるのは明らかなのだけど、率直な印象として、新参者には全然優しくないイベントだったなという印象を持たざるを得なかった。

懇親会に参加できず退出したことについては、正直落ち込んでしまった。
ここまで人見知り酷かったっけかな……
会費が無駄に消えたのは、勉強代と思うしかないし、まあ全体が有料のイベントだったと思えばそれほどガックリもこないだろう。給料日前なので結構痛かったけど。

しかし何年か前も、この手のコミュニティでやっぱり馴染めなかったことがあったなとだいぶ経ってから思い出して、やっぱり根本的にここの界隈とは「合わない」のかなと考え込んでしまう。
ここのイベントについては、もう参加する意思はないし、類似のものについても、行ってみたいという気持ちは今は大いに減衰しているのが偽らざる思いである。

なんだかなぁ……最初に感じたこの言葉が、このイベントのすべてを象徴していたのかもしれない。

*1:宿泊先も結局昨年泊まったホテルに取ることになった。

*2:空席がやや目立つ割に、席の配置がタイトだったのもある。

*3:とはいえ、設備についた傷の始末はどうしたんだろうね……