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日々徒然Highmount

Highmountが感じたこと、興味をもったこと、やってみたこと、ひたすら書き込んでみる。

マクロスΔ終わったけど、続編やるんかね?

マクロスΔ、2クールの放送がとうとう終了した。
ぶっちゃけ、分割2クールにしたほうがよかったんじゃないの?ってのが本音だったりするが。
ここ最近のマクロスじゃ、ぶっちぎりで酷いクライマックスだなぁと。
マクロスFの最終回も最初は結構ひでぇなと思ったものだったけど、それよりも更にひでぇなという思いになった。

伏線を張るだけ張って回収をうっちゃるのは歴代マクロスにも多々あって、これは河森監督の悪癖なのか、それとも続編に繋げるため意図的に置き晒しにしてるのかは知らないけど、今回のは何かしらの続編でフォローが必要だろうが、直接的続編が作れるのか?とすら思わされる。

どのシリーズ作品でも最新鋭機が作品に華を添える存在であるはずだが、今回の最新鋭機であるVF-31の存在感が薄すぎる*1のと、アラド隊長やチャックの戦闘中の影の薄さなど、従来のマクロスよりもフォーカスを当てる部分を絞りすぎたように思う。
VFに関しては、VF-31よりもどっちかというとドラケンIIIのほうが見栄えしたもんな。
特に主人公の部隊の隊長、今回はスカル小隊ではなくデルタ小隊だが、小隊長の技量が飛び抜けて凄いと思わせる演出も特になく*2、どっちかというとその役目はメッサーが担っていたが、結局死んでしまい、更にはハヤテがそこを超えてしまうような演出がなされたために、まるで隊長としての威厳がないという……

終盤になってそれなりの伏線回収はあったけど、ハヤテの父、ライト・インメルマン少佐が次元兵器を投下したのは、彼の意思ではなく、命令を受けたもののそれを拒否し、最後は機体の操縦を遠隔で奪われて無理やりやらされたという流れ。
レコーダーの復元データによるものだから、これはこれで確証に足り得るとは言いにくいようにも思うが、なぜかこれが真実ってことになってる。*3
今回の戦争の発端の一つでもあり、かなり重要な部分だけど「そういうことにしとこう」という流れで流されたのがどうも引っかかる。
ちなみに幼かったフレイアに地球の歌を教えたのもライト少佐ということで、あまりにもご都合主義が過ぎるような。もう既に結末が誘導されてるよね。

三雲・ギンヌメールはライト少佐が持ち出した星の歌い手のDNAを元に生み出されたクローンで、作品時間軸で3歳というトンデモ設定も「お、おぅ……」としか言いようがない。
その出自故にケイオスからもウインダミアからも利用される羽目になる3歳児……

結局今回の戦争は色々口実はあろうが、最終的にはロイドの私欲に行き着くのがなんとも。
ハインツは統合政府との決着はつけると言ってはいるが、そもそも臣下の暴走に乗せられて戦線を拡大しているわけだから、大義ってものがないだろうに。
それ以前に、先王グラミアはロイドに殺され、ハインツ自身が遺跡の力を使いすぎて肉体的老化が進んでるし、もともと病弱だから長くはないだろうし、最終決戦で先王の庶子であったキースも死んでいるので、そもそもウインダミア王家は断絶の危機にあるという……

意識集合体のなかで全裸絶叫告白という、見てるこっちが頭痛くなってくる謎演出もどうかと思うけど、結局それで吹っ切れたのか、いきなりミラージュの飛行技量がハヤテ並みになってしまう。
これはハヤテとミラージュがマックスとミリアの後を継ぐ存在になるという暗喩のような感じもするが、これはVF-31Jハヤテ機がブルー、VF-31Cミラージュ機がレッドという時点でかなり最初の方から示されてたようにも思う。
また途中で挟んだ過去の記憶カットでは、祖父母のVF-11*4*5と、祖母のVF-11のコクピットに座ってはしゃぐ幼いミラージュというシーンもあって、これもこれでそういう方向を示しているのかなと。
ハヤテはフレイアとくっつくにせよ、フレイアは最終決戦で肉体老化が進んでウインダミア人の平均寿命は全うできないだろうから、短ければ2~3年、長くてもあと10年程度しか一緒にはいられない。結局その後釜に座るのはミラージュしかいないわけで。

振り返ると粗しか見えてこないが、幼ミラージュとツンデレ騎士ボーグのカットは評価してもいい。*6

ところで、レディMの正体は最後まで明かされなかったが、途中でまさかの演出。
ヴァジュラ戦役*7後、ケイオスがラグナで亜空間からの通信を傍受。
その周波数はメガロード-01と同じ。そしてレディMが活動を始めたのもその頃。
ガロード-01といえば、第一次星間大戦後から始まった長距離移民の最初、第1次超長距離移民船団の旗艦。謎の歌らしき信号の正体を調べていて消息を絶ったという設定があるが、まさかここに繋げるとは。
星の歌い手のメロディーがその正体で、レディMはメガロード-01の艦長だった早瀬未沙(一条未沙)、もしくは乗り込んでいたリン・ミンメイであるという推測が成り立つ。*8

余談だがウインダミア人と地球人のファーストコンタクトは、メガロード級の4番艦であるメガロード‐04が偶然辿り着いたから。これもこれで因果な設定ではあるんだけど。

こうして色々小出しに未回収の伏線もあるもんだから、直接的な続編も作れないことはないんだろうけど、このシリーズで続けるのもあまり得策ではないように感じる。
いっそ別シリーズで仕切り直して、それとなくハヤテたちのその後やレディMの正体がわかるという形でもいいんじゃないかなと。

 

*1:物語の流れとしてはVF-31である必然性がなく、VF-25でも別に良かったかもしれないとすら思わされる。

*2:その点ではマクロスFのオズマ隊長のキャラ付けは見事と言えた。

*3:レイラが復元の際に手を加えたとか、どこかの時点で改竄されてるとかって可能性に言及すらしない。

*4:ジーナス・エアーの格納庫内にいる青いVF-11と、格納庫手前に駐機している赤いVF-11。

*5:マックス機を見た感じ、カナードがあって後退翼っぽいのでVF-11と判断したが、前進翼だったらVF-9かも。

*6:そもそもボーグは課金してるしな。

*7:マクロスFにおける戦い

*8:そういえば、早瀬未沙は「愛・おぼえていますか」でのコールサインがデルタ1だったなぁ。