格安サーバをクライアント端末へ?
最近自作界隈に久々に興味が出てきたのだが、離れている時期が長すぎたせいで、さっぱりわからなくなっていて、一から勉強しなおしの日々。
さて、NTT-X Storeあたりでは、時々サーバマシンが格安で販売されていたりする。
(ちなみに8/8 21:30現在完売していた)
富士通のサーバPRIMERGYのタワー側であるTXシリーズの廉価モデルが格安販売で出てくる事が多い。
HPのProLiantマイクロサーバあたりも安く出ているが、あちらは現在AMDのCPUを搭載したモデルだけの模様。*1
余談だが、こういう格安販売されているサーバって、富士通のSupport Deskって契約できるんだろうか?
OSレスモデルなので、別途自分でOSを選んで入手しなければいけないが、メーカーの吊るしの部分が少ないだけに、構成を変更する自由度も高いのではないだろうか。もちろん自己責任の範疇に随分踏み込むことになりそうだけど。
中小の開発系企業だったりすると、管理スキルもあるし、こういう格安サーバと部品を調達して、自前で必要なスペックを持ったサーバを作ってしまってるかもしれない。
さて、なんでこんなサーバマシンの話を持ち出してきたかというと、こういう格安サーバをベースにクライアントを組もうとするほうが、意外に面白かったりするのではないかということ。
当然完全自作よりも自由度は劣るが、何かしらの制約があるほうが燃える、というのもあるわけで。
最近はサーバといっても、クライアントPCとほぼ同様のアーキテクチャで作られているため、たとえラックマウント型であってもPCと同じ規格のパーツが使われていたりもする。
そのため、サーバマシンであってもクライアントとして構築することができるのでは?というのがひとつ。
また、サーバというのは24時間稼働を前提にしたハードなわけで、ハードウェアの堅牢性や障害時のメンテナンス性に優れた設計になっている。
サーバの機種によっては、ファンやHDDをワンタッチで脱着できるようになっているものもある。
障害監視の機能を搭載していたり、オンボードでRAIDを搭載していたりも。
サーバマシンをベースとすることで、可用性が高いクライアントPCを作ることが可能なのではないか。*2
と、同じようなことを考える人がいるようで、PRIMERGYの格安サーバをベースにクライアントに仕立てている人もたくさんいるらしい。
それをサポートするwikiもあるようだし。
実際具体的にコスト計算をしてみたけどそれは割愛するとして。
面白そうだなぁ……と思いつつ、実施の踏ん切りが付かないな。置く場所も考えなきゃだし。