ときどき模型を作りたくなる(準備)
ということで、妙なきっかけからスケールモデル制作に手を出そうかと考え始めた。
しかしこれまでスケールモデルをほとんど作ってこなかった、しかも戦車はン十年ぶりというかなり無謀な挑戦になるのはわかっているので、いきなり何も考えずに本命のキットを買おうとするのはやめることにした。
まずは模型コーナーに行ってみよう。
ヨドバシカメラの模型コーナーがそこそこ品数も多いのではと、仕事終わりに立ち寄る。
なぜかメーカー問わず異様にM4シャーマンのキットが大量に売られていたのだけど、それはともかくとして、本当に海外メーカーの製品が普通に量販店に置かれるようになったのだなぁと妙に感心。
タミヤのMMシリーズより、むしろドラゴンモデルズやトランペッターなどの中国勢、台湾のAFVクラブ、イタリアのイタレリなど、海外メーカーのほうが多いわけで。
とりあえず海外製品をいきなり買うつもりはなくて、タミヤの製品が置かれている棚を探してみると、それなりに色々とある。
マガフを調べる過程で気になりだしていた、ベースモデルであるM60もあった。
昔作った陸自74式戦車や、最新機種である10式戦車もある。
しばらく悩んだものの、これを作りたいというものに出会わなかったこともあって一度退散。
帰り道、しまった、接着剤くらい先に買っておけば良かったと思ったのだが、翌日からインフルエンザにかかってしまってダウン。
1週間後、自宅の比較的近所にある専門店に行ってみて、色々じっくりと見てみることにした。
戦車模型は思っていたより数が少なくて残念だったが、塗料や工具を時間をかけて見ていく。
先日買い忘れた接着剤を見ていると、昔からあるタミヤセメントの横に見慣れない接着剤。
POPには溶剤臭があまりせず、オレンジの匂いがするのだという。
接着剤の溶剤臭がスケールモデルに手を出すうえで最大級のネックだったので、これを試さないわけにはいかない。これでダメならもう諦めるほかない。
リモネンセメントと、加工用のヤスリセットを購入。
で、肝心の製作するモデルは、店頭でいい出会いがなかったので、AmazonでタミヤMMシリーズのM60A3を手配。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.140 アメリカ陸軍 M60A3 戦車 プラモデル 35140
- 出版社/メーカー: タミヤ
- 発売日: 2013/11/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
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これを選んだ理由は、最終目標であるマガフ6Bの原型機種であるM60であること。
アカデミーのマガフ6Bが本当にタミヤのコピーと思われる部品構成だったとして、その予行演習としてタミヤのM60のキットを作っておきたいと思ったこと。
正直、直前に見たガルパン劇場版とかフューリーの影響で、M4A3E8とかM26パーシングとか、いくつか他のモデルの製作も考えたけど、やっぱりM60以外だと目的が変わって来ちゃうなと。
とりあえず塗装のことは今回は考えないことにして、製作のために必要な物は揃った。
あとは休みに突入……と、そのはずだった。
空き時間にいろいろ見ていると、アカデミーのキットは現在ホビーショップのタム・タムが日本での提携企業になっているらしい。
タム・タムというと、筑紫野に九州唯一の支店があったなと。
以前から行ってみたいと思いつつ、場所が遠かったのと機会がなかったのでこれまで行けてなかったが、今回は一度足を運んでみようと思った。
数日後にタム・タム筑紫野店に行ってみると、本当にアカデミーのキットの在庫数が凄かった。
これまでに行った店でもアカデミーの製品は置いてあったんだけど、これほどのバリエーションと数はなかったと言えるくらいの物量。
マガフ7Cだけでもいくつもある。そして、マガフ6B ガル・バタシュがラス1!!
……買っちゃいましたよ結局。2つとも。
M60A3が自分なりに納得いくレベルで作れたら、この2つにも手を出すし、やっぱりスケールモデルは荷が重いようなら、そのまま売ってしまうことにして。
とりあえず目標が目の前にあれば、やってやろうという気持ちにもなるでしょう。
他にも韓国のK2戦車とか、いろいろ気になる製品があったので、また折を見て見に来たいな。
ということで、休みに突入したら、まずM60A3の制作に取り掛かることにしたのでした。