中華パソコン「PiPO Work-W9S」が割と早く到着した。
先日気になってGEARBESTでつい購入してしまった中華パソコン。
発送をFREE SHIPPINGにしていたので、4~6営業日と書いてあったものの、実際はもっとかかるようなブログ記事も見ていたりして、この週末の到着はほぼほぼ諦めていた。
なかなかトラッキングナンバーでの追跡もできるようにならず、やっぱり時間がかかるかなと思っていた矢先、昨晩とうとう成田から入国し、千葉の郵便局まで到着していることが検索できるようになった。
しかし台風が接近していることもあり、到着はやはり遅くなるのでは?と思ったのだが、今日の夕刻到着。
月曜の夜に注文して、火曜日の朝には発送連絡が来たから、今回は結構早い到着だったのかもしれない。
耐衝撃梱包はしてあるのに、箱は思いっきり潰れてる。
まあ、海外通販で外箱に傷があるくらいは驚いちゃいけないわけだが。
しかし、破れてるのはさすがにどうよ。
箱のなかに入ってるのは本体と、上のACアダプタのみ。
右下のロゴがなくて、林檎シールを貼ったら確実に騙せる。
めちゃめちゃ手垢まみれ。開梱してるし、素手でベタベタ触りまくってるのね。
これはお国柄ってことかなぁ。
写真を撮った後に無水エタノールで拭いたが、かなり汚れていた。
ディスプレイはグレア……ではなくて上から運送用の保護フィルムが貼ってあるだけ。
写真ではわかりやすいように右上を少し剥がしてある。
色が色だけに、Macっぽい。配列はUS配列。
右上の電源ボタンは長押ししないと電源が投入されなかった。
左側面は電源、USB 3.0、miniHDMI。
フルサイズのHDMIじゃないので使い勝手が心配だけど、このPCでHDMI出力することもないかもしれない。
右側面はUSB 2.0、ヘッドホン端子、microSDカードスロット。
microSDカードスロットはカードがかなり奥まで入るので、補助ストレージとして使うのには都合が良さそうだが、出先でのデジカメ画像の確認などにはちょっと向かないかも。せめてツライチならもう少し使い勝手がいいかもだが。
本体底面の感じもなんかMacっぽい……
本体スペックはこんな感じ。
OS:Windows 10 Home 64bit マルチランゲージ版
CPU:Intel Atom x5-Z8300
メモリ:4GB
ストレージ:eMMC 64GB
ディスプレイ:14.1インチTN液晶 1366x768
メディエイターのSmartBook N14と比較すると、ストレージが32GBではなく64GBであるところが大きな違いであることは前の記事にも書いたとおり。
あとは色が向こうは新しいMacBookっぽいゴールドであるのに対して、こちらはMacBook AirやMacBook Proっぽいシルバー。
SmartBook N14にはキングソフトオフィス2016がプリインストール
OSは英語と中国語はデフォルトで入っているが、マルチランゲージ版なので、日本語は後からインストールすることになる。
CPUスペックやストレージがeMMCであることを考えても、速度面ではあまり期待しないほうが良いのだろうが、Atom Z3735Fあたりのタブレットよりはちょっとマシというところかもしれない。
またTN液晶なので視野角はあまり広くない。あくまで軽作業用のサブノートという感じで使うことになるだろう。
その意味では、ACアダプタが小型軽量であるから、本体の薄さと軽さと相まって持ち歩くには適度なスペックかもしれない。
当然そういう用途ならタブレットでもいいのだが、タブレットだとキーボードが……という用途向けだろう。
電源を入れてみると、既にadminというアカウントが登録されているようだった。
動作チェックのためなんだろうけど、やっぱり一度開けたんだな。動作チェックした後に初期化しときゃいいのに……
とりあえずこういう場合はいつも初期化してからセットアップを行うことにしているので、現在初期化の完了待ち。
ちなみに、ストレージの中身を覗いたらリカバリ領域として1GB程確保されているようだった。
海外通販の経験を要求されたり、JIS配列キーボードじゃなかったり、最初から日本語対応じゃないOSだったりという点を呑み込めるのであれば、これが200ドル前後で購入できるというのは、なかなか悪くない。
ちなみに、ほぼ同じハードウェアで色違いのこんなモデルもあるようだ。
W9Sのパッケージを見ると、シルバー、グレー、ブラック、ホワイトの4色の設定があるようで。
使用感その他はOSの初期化が済んでセットアップが済んでから改めて書きたい