OSレスタブレット テックウインドC22LにWindows 10 Enterprise評価版をインストール
もともとOSがインストールされずに販売されていたタブレットPC、テックウインドのC22L。最近はUbuntuを入れて運用していたが、久しぶりにWindowsをインストールしてみることにした。
今回インストールしてみるのは、マイクロソフトのサイトで公開されているWindows 10 Enterpriseの評価版。
ちなみにWindows 10 Home / Pro / Enterpriseの違いはこんな感じらしい。
個人的な使用範囲では特に違いがなくて、当たり前ながらビジネス用途上の違いに集約される。
宅内ネットワークでActiveDerectoryを使っていたりすると、ProやEnterpriseを使う意味はあるのかもしれないけど。
まずはインストールのためのISOファイルをダウンロードしないといけない。
「Windows 10 Enterprise」で検索するとすぐにダウンロードサイトに行くことができる。
Microsoftアカウントでログイン後、更に登録が必要。
名前やメールアドレスなどの必要情報を入力していく。
ここでダウンロードするWindows 10 Enterpriseの詳細を選択。
LTSB(Long Term Servicing Branch)を使用するときはここでLTSBを選択することになるが、この場合一部の機能が利用できない模様。
Microsoft Windows 10 - Wikipedia
一時期LTSB版のバージョンはAnniversary Update(1607)ではなく、前のバージョンである1511が配布されていたが、現在は通常版・LTSB版とも1607が配布されている模様。
以上を入力して次へを押すことで、先ほど指定した仕様のISOファイルをダウンロードすることができる。
ダウンロードしたISOファイルをDVD-Rに焼くなり、USBメモリにイメージを書き込むなりすれば、インストールメディアは完成。
あとは普通のWindowsのインストールと同じように進めることになる。
インストール中のEnterpriseならではの違いがあまりにもなかったが、唯一違うのはアカウントへのログインを指定する画面くらいか。
HomeやProだとここでMicrosoftアカウントへのログインを指定することも可能だが、EnterpriseだとActive Derectoryへのサインインが前提になるので、ADを考えない場合はここではローカルログインを指定するしかない。
インストール完了後、HomeやPro同様、「設定」-「アカウント」でMicrosoftアカウントにログインすることで、MicrosoftアカウントでのPCログインを設定することができる。
「サインインオプション」でPINでのログインを設定することも可能。
LTSBでなければ、基本的にHomeで提供されている機能は上位エディションですべて網羅されているので、使ってみた感じはHomeやProと大差はないように感じる。
デスクトップ画面の右下にこのようなウォーターマークが表示される。*1
評価版はインストールから90日間有効のライセンスとなっているため、この期間限定的に利用できるもので、システムが正常に動作するかの評価などに使うのが正しい使い方。
ちなみにこれまでの評価版だと、30日ずつ数回延長できるオプションがあるのだが、今回それが利用できるかは後日試してみたい。
*1:Windows 10 Insider Previewの初期バージョン以来久しぶりに見た気がする。