MacProの暫定運用環境がようやく固まる
先日購入して以来、実はあまり電源を入れていなかったMacPro Early2008。
なんで電源を入れてなかったかというと、実はネットワークの問題だった。
これは自宅のネットワークがちょっとだけめんどくさい構成になっていることが原因の一つでもある。
以前の自宅の環境の物理的な配置の都合で、1階に設置していたWi-Fiルータの電波の届きが悪く、有線で繋ごうにもかなり遠回りで配線する必要があり、結局2階に中継器を設置、その配下にもう一つWi-Fiルータをブリッジモードで接続して、宅内ネットワークを構築している。*1
引っ越したあと、エアコンの配管ルートを使えば以前よりもかなり容易に有線ネットワークを構築可能なのはわかっているのだが、ちょっとめんどくさくて旧環境を引き継ぎながら少し手直しをして使っている。
自室のネットワーク機器が増えてしまったせいで、HUBをぶら下げたり、1階も配線長の関係でHUBを噛ませざるを得なかったりと、ちょっとスマートさに欠けるのは否めないのだけど。*2
近々、802.11ac対応のルータに更新しようと思っているので、その際にネットワークを一度見直そうと思ってはいるのだが。
MacProをネットワークに割り入れるにあたって、無線LANが搭載されていれば何も考えずに繋げばよかったのだが、残念ながら非搭載のため、LANケーブルが必要。
ところが最近LANケーブルを使うことが減り、自宅には割と短めのケーブルしか残っていなかった。
また、とりあえず手元にあるケーブルを使ってみたところ、HUB経由ではなぜか上手いことつながってくれず、前回の運用では割とギリギリの長さのケーブルを使い、ルータに仮接続してようやくネットに接続していた。
長いケーブルがあれば、とりあえずHUBに仮設して接続可能かを調べないといけない。前回の接続不良がケーブルの不具合なのか、中継器の同時接続数の制約だったのかがいまいち切り分けができていなかったので、その切り分けも必要だった。
既存のケーブルの配線長を考慮して配線の見直しを行ったもののちょうどいいケーブルが見繕えず、古いケーブルを放り込んでいた箱のなかを見ると、ちょっと長すぎるものの裏面配線を行うには都合がいい長さのケーブルを偶然に発見。
とりあえず配線して、MacProを稼働させてみると、前回がウソのようにHUB経由で問題なく接続できてしまった。ケーブルの問題だったのかな……
また今回は、先日購入した「ThinkPad トラックポイントキーボード」をMacProで運用するための接続試験も合わせて実施。
キーボードはともかく、トラックポイントが正常に動作するかの確認を目的に接続。
いつものキーボードウィザードでJISキーボードとして認識させると、問題なくキーボードは認識し、トラックポイントも動作するようになった。
キーボードを膝上に置いて、すべての動作がここで完結するのがかなり心地いい。
またマジックマウスの使用用途が浮いてしまいそうだ。
とりあえず、これでMacProの暫定作業環境が整った。
今後パーツの組み換えで能力向上を図っていく予定だが、とりあえず普段使いできる環境が整わないことにはどうしようもなかったので……
最初はどこから組み替えようかと考えているが、とりあえず、動作が不安定な光学ドライブあたりからだろうか。
ストレージの交換優先度が高いのだけど、結構コストがかかる見込みなので、後回しになりそうな気配。
ビデオカードの換装は、高解像度対応のディスプレイの調達をセットに考えないといけないので、これが一番最後になるかもしれない。