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日々徒然Highmount

Highmountが感じたこと、興味をもったこと、やってみたこと、ひたすら書き込んでみる。

最後の昼ドラ「嵐の涙~私たちに明日はある~」に最後は本気で腹が立った。

これまでにもネタとして取り上げて、そのたびに苦言を呈することになった、最後の昼ドラ。
3月31日に最終回を迎えたわけだが……

highmount.hatenablog.jp

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東海テレビにとって、尺の最後で無理矢理帳尻を合わせようとする(しかも全然合ってない)のは、お家芸か何かになってしまってるんだろうか。
前回の記事で『放送期間の尺を考えると、新・牡丹と薔薇のときのように、最後に馬鹿みたいに詰め込んで伏線もろくに回収せず、無理やりハッピーエンドにするんじゃないかと思わずにはいられない。』って書いていたけど、そのとおりになってしまってひっくり返る羽目になった。

そもそも、宮崎先生の実の父親が、陶芸の師匠である久兵衛先生*1というエピソード、必要?*2

尺が足りなくなってくると、本筋の話は無理やりというより、現実歪曲フィールド出力全開で強引にねじ込んでくるくせに、そんなことやる暇あったら本筋をもっと練れよ!と言いたくなるレベルで余計なエピソードは盛り込んでくる。
千葉くんがゴリさん宗匠と照さん(いしのようこ)の実子というのはいい伏線だったはずなのに、あの終わらせ方はヒドすぎるだろ。あんな終わらせ方のために用意するエピソードなら、ない方がすっきりしたわ。

剛太郎が記憶を取り戻すのがかなり後半になってからなので、そこからの展開があまりにも急すぎたといえる。
普通ならもっと悩むだろ!という曲面も異様にあっさり済ませるし、まきさんも、剛太郎と里子の不倫を疑ってふしだらだの不潔だの喚いたくせに、あんなにあっさり引き下がるのかよと。

終いには唐突に登場した、春子の実の父親を名乗る岩上。おまえ何なんだよ。
枝川家の秘密を嗅ぎまわるフリーのライター*3という設定自体は悪くない。
しかしその役目を担うのは、本来は葉山家の面々だったはずじゃないのか。
ベンガルがあっさり尻尾を巻いてからは全然出てこなくなったが、あれなら葉山のブサイクな娘と孫って、存在すら必要なかっただろうに。
葉山の陰謀のために、岩上が利用されるんであれば、まだ納得できただろうが。
秘密を公表しない代わりに金を無心するのはいいとして、唐突に里子に対して、枝川家の秘密をばらされたくなければ俺と結婚しろとか、まきと剛太郎に説得されてあっさり撤回したり、里子からむしり取った金をあっさり返したり、どんだけ精神病んでるんだよおまえは。
これまた唐突に登場した、里子の実母との関係を最後になって取ってつけたけど、強引にリンクさせてるだけで必然性が皆無。

里子が逮捕されるシーンも無茶苦茶で、警官が順子(宮地真緒)のスナックの前で大声で、これから踏み込むぞ!とか言っちゃったり、未成年者略取容疑で逮捕するのに、誘拐・監禁されているはずの春子の身柄は保護しない。警官コントかよ!!
あのシーンをあれで成立させるためには、警官役がドリフターズじゃなきゃダメだろと言いたくなる。
しかもなんで釈放されたのかわからないレベルで、逮捕された事自体なかったことになってるし……

感動のラストシーン……のはずのシーンも、里子と春子が「みんなありがとう」と海に向かって叫ぶ中、画面に『放送 51年10カ月 通算214作 13319話』『長い間ありがとうございました』というテロップ……

て め え ふ ざ け ん な !!!

台無しだわ。

このアホなラストシーンの前に、「花嫁のれん」の奈緒子さん(羽田美智子)が前触れもなく出てきて、それはそれでどうかと思ったんだけど、花嫁のれんについてのエピソードを口にするシーンは、覚悟を説く“かぐらや女将”恒例のルーティーンなので、唯一救われた感じがする。
そして、またもやなんでそこでぶっこんだ?としか思えない、順子のもとに息子の大地が会いに来ることを示唆するシーン。
むしろここで、抱きしめようとした順子を大地が刺すとか、アホシーンに差し込む形で、順子が惨殺された姿が映されでもしたら、このドラマに対する評価は変わっていたのかもしれないけど。

いやぁ……想像を絶するというのはこういう時に使わなきゃいけないんだなと思うくらい、想像を絶した酷さだった。
大風呂敷を広げすぎた結果、畳むことすらままならず、とっ散らかしたまま終らせる羽目になってしまっている。
これまでも繰り返し言っているけど、これが東海テレビ、ひいてはフジテレビ系列のドラマの限界なら、終らせて正解なんだろうな、やっぱり。
土曜の深夜にまた何かドラマをやるみたいだけど、期待して見ようという気持ちになるかと言われたら、いや、無理でしょ。

これに限ったことではないけど、ここ最近、栄光の歴史や経歴の「晩節を汚す」のを見すぎている気がしてならない。それはとても悲しいことなのだ。

*1:キュゥべぇじゃないよ!

*2:キュゥべぇ……もとい、久兵衛先生役の樋浦勉さんといえば、洋画の吹き替えの人というイメージが……

*3:こういう役柄、決まって「フリーのライター」になることに、甚だ不快感を持っている。