VirtualBoxの仮想ディスクのサイズ変更と、ファイル形式の変換
VirtualBoxでWindows 10を運用しているが、どうにもレスポンスがよろしくないのが悩みどころ。
音声ファイルを取り扱う関係で、遅延がひどすぎると、実際の作業にかなり支障してしまう。
コレは仕方ないので、やはりVMware Fusionの導入を真剣に考えなくてはいけないかも。
その前に、仮想ディスクがVirtualBoxで使用するvdi形式なので、VMwareに移行したかったらせめてvhd形式にしとかないと、インポートすることが出来ない。
色々調べてみたところ、VirtualBox自体にいろいろと便利なツールが内蔵されていることがわかった。
まずは仮想ディスクの容量が大きすぎるので、これを縮小する作業から執り行った。
最初に、対象仮想ディスクのUUIDを調べなくてはいけない。
VBoxManage list hdds
今回使用している仮想ディスクは一つしかないので、迷うことはない。
ここで控えたUUIDを使って、次のコマンドで仮想ディスクを圧縮する。
VBoxManage modifyhd [UUID] compact
しばらく待ってると、使っていない部分の容量を削ってくれる。
なお、本当ならゲストOS側でデフラグして、使っていない領域をゼロ埋めしなければいけないとのことだが、今回はとりあえず作業できる程度に容量が削れればいいやということで、そこの手順を端折っている。
とりあえず今回は100GB確保していたところ、30GBちょいまで削れたので、目的は達した。
以上の手順は下記ページを参照した。
続いて、ディスク形式の変換となるが、変換というよりは、新たに仮想ディスクを指定形式で作るにあたって、元となる仮想ディスクからデータをクローニングしてるだけの模様。
VBoxManage clonehd [変換元仮想ディスク] [変換先仮想ディスク] --format [変換形式]
今回は変換元ディスクに元のvdi形式、変換先にvhd形式のファイル名を指定し、フォーマット形式ももちろんvhd形式を指定している。
保存先にパスが通っているならファイル名だけでいいが、通っていないのであればパスを通すかフルパス指定で記載する。
ディスクサイズの縮小(というか圧縮)も多少待たされたが、形式変換は流石にそれ以上に待たされる。
実はVMware Fusion 8の試用版はインストール済みなので、変換が終わったら早速仮想ディスクのインポートを試みたい。