Xperia Z5、まずは外観からチェック
Xperiaアンバサダープログラムのモニター企画で、19日から借用しているXperia Z5。
どのようにレビューを進めたものかと迷っていて、あまり気分がノッていないのだけど、全く何もチェックしないわけにもいかないので、まずは外観から。
ソニーロゴ以外に何もない表面。ちょっと殺風景かもしれない。
光源の関係で白く見えているが、実際に肉眼で見ると、ゴールドはもっと黄色味が強い。
前にも書いているが、見た目の印象だと磨いた真鍮といった感じ。
ソニーロゴは反射するものの、auロゴはあまり目立たない感じ。
手に持ったら、位置的には隠れてしまう。
ちなみに、握った時の感触は縁の端面はエッジが立っているので、ちょっと気になるときがある。
表面も端面のエッジが立っているが、むしろ背面の感触は直にくるので結構気になるかもしれない。
これを理由に何かケースを探すと誰かに言われたら、多分同意と納得をすると思う。
しかし握った時のガラス、アルミなどの“マテリアル感”は凄いので、カバーをつけるとこれを味わえなくなってしまうという難点もある。
今回の売りの一つ、指紋センサー搭載の電源ボタン。
ボタンが若干へこんだ位置にあるので、カバーをつけた時の操作感、指紋認証時の使い勝手が変わらないか少し心配。
認識自体は、ボタンを押したらほとんどタイムラグなしで認識してロックを解除してくれるので、あまりストレスは感じない。
認証スピードは明らかにiPhone 6よりは速い。*1
しかし位置的に押す指が限られるので、認識させる指を怪我したときなどに面倒だったり、拾い上げながらロックを解除したいときなどは持ち方を考えなきゃいけないのが若干煩わしい。
富士通の背面カメラ下とか、iPhoneやGalaxyのホームボタンは、そう考えると意外にそのへんのストレスはなかったなぁと思ったり。*2
電源ボタンの下に、ボリュームボタンとカメラのシャッターボタン。
ボリュームボタンがちょっと下すぎるように思う。
車のカップホルダーに端末を突っ込んで、Googleマップなどを使うことがたまにあるが、このへんにボリュームボタンがあると、ホルダーの縁に当たってしまうことがある。
およそ同じ位置のF-04Gもちょうどボリュームダウンが当たってしまうのが悩ましい。
他方、やはりシャッターボタンが独立して付いているのは本当にありがたい。
XperiaからARROWSに乗り換えたときに一番不満を覚えたのがここだったので。*3
底面にストラップホールとmicroUSB端子。
左側面上側に、microSD/nano SIMスロットのカバー。
SIMトレイはこんな感じ。microSDカードもここに載せるのは初めて見た。
管理上はこれのほうが楽かもしれないけど、意識しなくてもいいとはいえ、SIMカードだけ変えたいときにmicroSDカードまで抜く必要があるのはちょっと気になる。
端子の接触って内部でどうなってるんだろう。
上部にイヤホンジャック。
microUSBとともにキャップレス防水になってるけど、濡れたまま突っ込むなというもっともな注意も。*4
左側面下側にはXPERIAロゴの刻印。
ミーティングではここは手に隠れてしまうので云々って話だったが、ユーザー的には隠れる位置にあったほうがいいと思ったりも。
ところで、この写真の撮影をしながらアプリのアップデート作業などを行っていたのだが……めっちゃ熱くなった。
Snapdragon 810だからある程度は仕方ないと思わなきゃいけないのだが、同じくSnapdragon 810を搭載しているF-04Gよりも熱い。
このへんは、筐体素材の違いでXperia Z5のほうが熱をダイレクトに感じてしまうせいなのだろうと思うが、久しぶりに「おお、やっぱりSnapdragon 810って熱いな」と思ったり。
しかし幸か不幸か、熱くなる時でも高温警報が出るようなことはないので、処理が滞るようなことは今のところはない。
Xperia Z4のときは動画撮影中に熱くなって止まるという話も聞いたことはあるが、Z5ではそのあたりは対策をしているとのことなので、ちょっと期待しておきたいところ。
……とはいえアプリ更新してるだけなのに、やっぱり熱いんですけど(；・∀・)
