Happy Hacking Keyboardを買ってみた
前々から欲しいとは思っていたけど、あまり周りで使っている人もいないし、店頭で並んでいるのもあまり見たことがないので、試し打ちもしたことがなかったHappy Hacking Keyboard。
最近は親指シフトの練習をしているのもあって俄然興味が増しているんだけど、それ以上に仕事のほうでコンパクトなキーボードが必要に。
というのも、仕事が輻輳する時期は机の上に資料を積むことになり、フルキーボードを置く場所にも困る状態になってしまっている。
また10月頃にようやくPCが更新になるが、今回の更新でノートPCになってしまうことから、机上で仕事をする際はある程度のクオリティを持ったキーボードのほうが作業性が良いと考えているので、どのみちキーボードを入手する必要が発生した。*1
そんなわけで、今回思い切って購入することにした。
が、性能はいいとしてもキーボードに2万も3万もというのはなかなかかけられる金額ではなくて、それはHHKBでも同じこと。*2
が、HHKBには静電容量式ではなくメンブレン式にダウングレードはするものの、ちゃんとあの形状を持っているHHKB Lite 2という廉価モデルがある。
いきなりHHKB Professionalを買って失敗したと思うとダメージが大きいので、まずは廉価モデルで味見ということで。
Amazonで購入。発注の翌日には届くし、やはり便利。
空打ちしてみると、結構押下圧が重いので、調べてみるとメンブレンは55gなのだそうで。*3
長時間打っているとひょっとすると疲れるかも。
ファンクションキーが排除されているので、使用上不便かもと思ったが、Fnキーとのコンビネーションとして使うことができるので、実際に使ってみたところ思いのほか不便ではないこともわかった。
これまでは打鍵中にInsキーに指が当たって、いつの間にか上書きになってしまうこともあって困っていたけど、HHKBではFnキーとのコンビネーションで実装されているため、もう誤って押してしまうこともない。
コントロールキーが従来のものからAキーの隣に動いてしまうけど、これは元々PC-9800ユーザーだった身からすれば原点回帰なので、あまり問題にならないと思っているし、一番利用するCtrl + Z,C,Vあたりは指が運びやすい感じでまるで不便がない。
気になる打鍵感も、若干重いと感じるが、完全に押し切らなくても入力されるのと、押下圧が重い分跳ね返りも強めなので、意外に悪くない。
押下圧が気になる人は、メンブレンに革ポンチで穴を開けて軽くする人もいるようなので、どうしても気になるようならその辺も考えたほうがいいのかなと思ってる。
しばらく事務所で使ってみて、改めて利便性なども評価してみたいと思う。