黒いMacBookとThinkPad X61の行方
関東出張の際、ついつい買ってしまったThinkPad X61。
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使わなくなったノートPCからメモリモジュールを移植したり、SSDを奢ったりしたものの、バッテリーがヘタっていることから具体的な使途が決まらず棚に置きっぱなしになってしまっていた。
他方、MacBook Proの購入が当初想定よりもかなり前倒しで決まってしまったことで、もう1台浮いてしまったPCが。
もともと運用しているMacBook 白ポリカーボネート(Late 2009)1台しかない状況で、バックアップとなるMacがもう1台必要と思っていて、そのためのMacBook 白ポリカーボネート(Mid 2010)入手だったはずだけど、電源が入らない状態だったため修理に出したものの、いつになったら戻ってくるのかさっぱりわからない状況。*1
そんな状態なので、2台目かつバックアップとなるMacの入手を画策していた。
で、MacBook 黒ポリカーボネートをヤフオクで落札したのだけど、仕様を見間違えていて、CPUがCore Duo……つまり初代MacBook(Early 2006)だったわけで。
ちょうどMacBook Proの入手が決まるのと同じタイミングになってしまったため、用途がなくて浮く恐れが強くなってしまったけど……まあ、落札しちゃったものは仕方ないので、運用する方法をなんとか考えなきゃ。
で、そんなときに聴いた「backspace.fm」で親指シフトについて話していて、以前からたまに考えては断念していた親指シフトの習得にチャレンジしようと思い立ち、そのための練習機として使おうと思い立ったわけで。
練習機というとオレンジに塗りたい気もするが、まあそこまでするのはやめとこう。
もともとA1181のデザインって、ユニボディよりも好きだし、黒MacBookって古いMacのノートの風情を残しててこれはこれで捨てがたいし。
しかしメモリが1GBしか搭載していないのでどうしようかと考えていたけど、ちょうど同じタイミングで、家族にPCを1台譲ることになり、用途として浮いているもののうち、一番まっさらなのがThinkPad X61。
家族はPCを全く使えないので、まずはキーボードの打ち方から覚えるというから、スペックは低くても問題ない。
じゃあThinkPadとMacBookでメモリとストレージをスワップして、環境を作ればいいかと思い、物が揃ったところで実行。
が、メモリは問題なくスワップできて、双方でちゃんと認識したものの、ThinkPadに搭載していたSSDが上手く搭載できないので、こちらのスワップは見送ることにした。
家族に渡すということは、雑に扱われることも想定しないといけない*2ため、堅牢な作りのThinkPadにSSDという組み合わせのほうが安心して渡せるかもしれないと思うことにした。
OSはUbuntuを入れることにしたけど、メモリは1GBになるものの、SSDで動作スピードは担保できるのでは?という目論見もある。*3
一方MacBookは親指シフト習得練習機に特化させるつもりなので、別にHDDでも問題ないし、メモリさえ2GBにしておけばとりあえずの運用には耐えると判断。
TninkPad X61はUbuntuをインストール。同時に手配していたロワジャパンの代替バッテリーも到着し、こちらのエージングもしながらセットアップも完了。
ちょっと挙動が不安だけど、まあ完全に使えないわけではないし、交換するほどでもないかなと。
MacBookは手持ちのOSでは動いてくれないし、白ポリカーボネートのために手配していたインストールDVDではインストールができなかったため、リテールのSnow Leopardを手配。
こちらもバッテリーがなかったので、ロワジャパンの代替バッテリーを手配していて、ほぼ同じタイミングで到着。
早速Snow Leopardをインストールし、ソフトウェアのアップデートを済ませた後、前述のbackspace.fmに出演されていた塩澤先生のブログ記事を参照して、親指シフト環境(KeyRemap4MacBook+orzレイアウト)を構築。
ThinkPadはぼちぼち教えれば使っていくだろうけど、私は私で親指シフトを練習しないといけない。
思いがけず、用途がなくて浮いてしまいそうだったPCが2台とも用途が決まったので、とりあえずよかった。